不倫の気持ち

夜明けの街で

夜明けの街で

東野圭吾、今度は不倫をテーマに。
妻子を持った男の揺れ動く気持ちをそれはリアルに描く。
「妻子は知らない」
それは男の思い込みでしかなく、家庭を崩壊させないための妻の「努力」でもあった。最後に友人の不倫の実例をサイドストーリとして描き、「あいつだけ不倫でいい思いをさせたくない」といいきるあたり、男心をみごとにとらえているだろう。

一方、不倫相手の女性も、「不倫」を通して不倫をして母を捨てた父親への復習として利用。「不倫」をちょっと楽しんでみたかったと笑い飛ばすあたりは、男だけが良い思いをする不倫への女心の代弁とも言える。

しかし、所詮男のかいた不倫。そこには女性の緻密な心理描写がかけているようにも思える。

今にも不倫しちゃおーかなぁ、なんて思っている妻が夫に送るのに最適の書。
 

[rakuten:book:13029933:detail]
キラーコピーの作り方の実践書。
法則は11。
1 日付、次官を入れる
2 署名をする
3 質問、疑問に答える
4 物語を書く
5 ニュースにする
6 物語を途中で終わらせる
7 好奇心をあおる
8 正直に伝える
9 レアであることを伝える
10 「共通する」ものでくくる
11 「なるほど」といわせる

そのほか、根拠を述べる。
コピーはラブレター。
ターゲットをしっかりと決める。

これで十分ですね。