忍耐・不妊

聖女の救済

聖女の救済

最近の作品は、とくに洗練され、ひねりがあり、読みやすい。

でも、優等生的すぎて、あくがない。
本書もそうだ。

ガリレオシリーズのキャラクターもそうだが、わかりやすい。しかし深みがない。

推理小説にそこまで求めるか、と割り切れればよいのだが、『秘密』好きな私には少々納得がいかないが、どうだろうか。